
- テクニカル分析って何?
- テクニカル分析ってどうやって使うの?
- テクニカル分析ってどんな指標があるの?
今回はバイナリーオプションで使えるテクニカル分析について解説します。
この記事をみて分かること
- テクニカル分析が何かわかる
- テクニカル分析の使い方がわかる
- テクニカル分析にどんな指標があるか分かる
テクニカル分析とは?
テクニカル分析とは、過去のチャートの動きを元に今後のチャートの動きを分析することです。
より詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
テクニカル分析(テクニカルぶんせき、英: technical analysis)とは、主に株式・商品取引・為替等の取引市場で、将来の取引価格の変化を過去に発生した価格や出来高等の取引実績の時系列パターンから予想・分析しようとする手法である。 将来の取引価格の予想を需給、収益性評価およびそれらの背景となる経済情勢分析に基づいて行う手法であるファンダメンタル分析と相対する概念である。
引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テクニカル分析は投資をする上で欠かせない分析方法となっています。
逆に言えば、テクニカル分析を覚えることで投資の勝率を上げることができるでしょう。
テクニカル分析には、2種類の系統がある
テクニカル分析には2種類の系統があります。下記をご覧ください。
- トレンド系
- オシレーター系
テクニカル分析にはこの2種類の系統があります。
では分かりやすくひとつずつ解説していきます。
トレンド系
トレンド系とは一般的にトレンドの方向をわかりやすく表示したテクニカル指標です。
トレンド系には下記の3種類が存在します。
- 移動平均線
- 一目均衡表
- ボリンジャーバンド
一つずつ簡単に解説していきます。
移動平均線
移動平均線は一定期間の平均価格を計算し、算出した平均値を連続させて、相場の方向性を見やすくしたものです。
この移動平均線は初心者の方にも使いやすい手法になっています。
移動平均線について詳しくしりたい方は下記の記事をご覧ください。
一目均衡表
一目均衡表は和製テクニカル指標の一つで特徴的な「雲」という抵抗帯があり、一般的にローソク足と合わせて使用し、5本の補助線(基準線、転換線、遅行線、先行スパン1、先行スパン2)があります。
この先行スパン1と先行スパン2の間が抵抗帯である「雲」となっており、この抵抗帯が厚ければ突破はしづらく薄ければ価格変動の前兆と予測することができます。
また、遅行線がローソク足を下から上に突き抜けたら買いのシグナルで、遅行線がローソク足を上から下に突き抜けると売りシグナルとなります。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは移動平均線と標準偏差で計算された上下の価格帯を示したものです。
価格帯が拡大傾向にあれば値動きが大きくなっている傾向にあり、縮小傾向であれば値動きは小さくなっている傾向にあります。
オシレーター系
オシレーター系とは、相場の中で買われすぎ、売られすぎを判断するテクニカル指標です。
オシレーター系には下記の3種類が存在します。
では一つずつ解説していきます。
RSI
RSIは相対力指数とも呼ばれており、買われすぎ・売られすぎが指数化されたもので、一定期間の相場の「値上がり幅」と「値下がり幅」を基に算出されます。
数値は0~100で示され、一般的に70%~80%を超えると買われ過ぎ、逆に20%~30%を下回ると売られ過ぎで反転のサインとされています。
RSIはレンジ相場で機能しやすくよく使われています。
MACD
MACDは移動平均収束拡散手法とも呼ばれており、「マックデイー」と読みます。
移動平均線を発展させてより精度を高めるために開発されたテクニカル指標で、短期の移動平均線と中期の移動平均線の差によって算出されます。
MACDの考え方は、MACDラインが0よりも上にあるときは上昇トレンドで、逆に0よりも下にあるときは下降トレンドになる考え方です。
ストキャスティクス
ストキャスティクスはレンジ相場で、一定期間の高値と安値を元にして現在の価格が買われすぎなのか売られすぎなのかを判断するテクニカル指標です。
動きの速い%Kラインと動きの緩やかな%Dラインの2つがあり、%Kラインが75%を超す水準では買われすぎで、逆に%Kラインが25%を下回る水準では売られすぎとなります。
ストキャスティクスは感応度が高いためダマシも発生しやすく、感応度を抑えたスローストキャスティクスを用いるトレーダーも多いので、上級者向けの手法となっています。
おすすめのテクニカル分析
トレンド系とオシレーター系合わせて6つのテクニカル分析手法を紹介しました。
その中でも一番のオススメは、移動平均線です。
移動平均線は初心者でも簡単に使える手法ですのでぜひお試しください。
まとめ
今回は、バイナリーオプションで使うテクニカル分析について解説しました。
6種類のテクニカル分析全てをいきなり覚えることはかなり難しいので、まずはオススメの移動平均線からお試しください。
なお手法を試す場合はまずデモトレードをご活用ください。
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